ヨガとは人間科学のひとつで、古代インドの知恵と文化に基づいております。健康的で、均衡が保たれ、平和で満たされた生活をめざすための芸術とも言えます。また一定の原理、考え、価値観、態度、人生観を統合させます。そして個人的および社会的利益をめざしています。

 ヨガは、哲学者・賢人らの自己実現の探求から考案されています。そして人間科学、人生哲学、生活に必要な導き、態度、方法としてあらゆる場所で認められるようになりました。また身体的・精神的な健康、精神的・魂の向上の実現のみでなく、粗雑な生き物としての存在からより崇高な存在への変換をめざすということも可能としています。

 しかしその域に達するためには、忍耐力、粘り強さ、専念力と共に全てをゆだねる態度が要求されます。これは長く厳しい旅であるということを心に留めておかなければなりません。

 ヨガは簡単に効果を発揮するものではありません。単に目を閉じている状態や座っている状態をさすものではありません。考え方の修養や生活に取り入れることを伴います。ヨガの哲学は知識として吸収されるだけではなく、実用的なものとして生かされるべきです。ですから、ヨガを生活の中に十分に取り入れていくことが大切です。ヨガは個人の努力が不可欠であるということを理解しておく必要もあります。

ヨガは精神と潜在意識にとって重要なものとして、現代心理学より早く多くの人に認識され受け入れられてきました。ヨガは8ステップあり徐々に進んでいきます。最終的に痛みや苦難から開放されます。
次第にもっとも高い状態の創造性や知識を識別する力を得ます。また個人の目標を実現します。 

8 ステップ
YAMA 禁戒について
NIYAMA
勧戒について
ASANA
肉体の活性化
PRANAYAMA
呼吸法による肉体の活性化
PRATYAHARA
外界の刺激からの隔絶
DHARNA
意識の集中   
DHYANA
意識の無限拡散(瞑想)
SAMADHI
無の境地


 最初の5ステップは、心身に働きかけます。外面(Bahiranga)ヨガもしくは一般的に知られた名前では Hatha ヨガと呼ばれています。後の3ステップは、魂に直接に働きかけます。内面(Antaranga )のヨガもしくは一般的に知られた名前では Raja ヨガと呼ばれています。外面ヨガ(Hatha ヨガ)を終了させず、内面ヨガ(Raja ヨガ)に挑戦するのは普通の人には不可能です。
この8ステップの連続性が標準的なヨガの方法です。


 ヨガは人々の深い理解と見解に基づいています。また世界で初めてのシステムで身体と心の関係性、相互作用性を認めたものでした。複雑な心理学による分析や人の苦痛、悲しみ、苦難などをとおして人間の性質を深く研究しています。

また心身に関わる様々な精神生理学のプロセスと、全てのレベル・段階にある人間の調和と統合のためにヨガはあります。


 ヨガは基本的な生活手段であり、徐々に進化していったものです。ヨガは人の無意識と完全な開放感という感情に向かっていきます。また様々な問題から魂を開放します。


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